「どうせ疲れる」をくつがえす、屋内完結の訪問モデル
訪問看護のスタッフが消耗する大きな要因のひとつが、屋外移動だ。ライブラホーム株式会社はその前提に切り込み、提携マンション内での訪問に特化する形で業務動線を設計している。建物外に出る機会が少ないため、雨天・猛暑・冬の寒風といった環境リスクから切り離された状態で働ける。移動体力をケアに使えるという感覚は、「以前の職場とは疲れ方がまったく違う」という声に凝縮されている。
訪問看護ステーション.rin・訪問介護ステーション rinを含む複数拠点を大阪市内に展開しており、2022年の創業から比較的短期間で事業規模を拡大してきた。設立間もない組織ならではのフットワークの良さと、独自のサービスモデルが掛け合わさって成長している。
「還元」を看板倒れにしない、制度としての給与設計
利益をスタッフへ返すという姿勢は、評価制度・ボーナス・昇給という三つの仕組みによって制度化されている。交通費は全額支給(上限3万円)で、住居面では社宅制度が用意されており、転職時の初期費用を抑えやすい。「入社前に聞いていた通りに評価してもらえた」という反応が出やすい職場は、約束が実行されているということでもある。残業がオンコール以外でほぼゼロという勤務設計は、残業代に頼らずとも収入が安定する体制を前提に給与水準が組まれているともいえる。
直行直帰の可否を相談できる柔軟さも、時間効率を高める要素として機能している。給与・時間・住居の三点が揃ったとき、人は長く働ける——そういう考え方が制度全体の背骨になっている印象だ。
浪速区を拠点に根付く、地域密着型のケア姿勢
大阪市浪速区戎本町に総合事務所を構え、地域のご利用者様への訪問ケアを継続している。提携マンションとの連携が深いほど、スタッフがご利用者様の生活環境に習熟し、ケアの精度も高まっていく。「顔なじみのスタッフが来てくれると安心する」という声は、継続的な訪問関係が生む信頼感を示している。特定エリアでの反復訪問モデルは、スタッフとご利用者様双方にとってメリットが積み重なる構造だ。地下鉄大国町駅から徒歩5分という事務所立地は、業務と通勤の両面で地域との近さを保つ。御堂筋線を使えば市内各地から30分以内でアクセスできるエリアも多く、通勤圏内の広さも採用における強みになっている。
未経験者のハードルを下げる、実践型の指導スタイル
看護・介護の実務が初めてであっても、先輩スタッフが個別指導にあたるため、最初から一人で現場に立たされることはない。技術面だけでなく、ご利用者様との関わり方・ご家族様への説明方法まで、実務を通じて段階的に身につけられる。「わからないことを聞ける雰囲気がある」という評価は、チームワーク重視の職場文化の産物だ。ブランクのある看護師・介護士も積極的に受け入れており、現場復帰を後押しする姿勢が採用方針に一貫して表れている。勤務シフトへの柔軟な配慮もあり、プライベートの都合に合わせた働き方の相談が通りやすい。「無理のない範囲で続けながら、気づいたら専門スキルが上がっていた」という声が、この職場の育て方を表している。


